シーシーアイ株式会社

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過去は変えられない、
未来はわからない、
だから今やるべきことをやる

シーシーアイ・マニュファクチャリング・ドイツ(技術職)

N.M|2008年入社

名古屋大学大学院 理学研究科物質理学専攻化学系

INTERVIEW

WORK

欧州自動車メーカーに対する
クーラントの承認取得および製品拡販

シーシーアイは創立から日系自動車メーカーとともに歩んできた歴史があり日本国内トップシェアを獲得しています。一方、欧州メーカーに対しては設計要求が異なる理由もあり、シェア獲得ができていない現状があります。この現状を打破するため、欧州メーカーのニーズに合ったクーラントを開発し、承認取得を行っています。

2008年入社 ~ 2009年 研究部 制振塗料の研究開発 2009年 ~ 2015年 研究部 カーケミカルの研究開発 2015年 ~ 2019年 化成品技術部(現:カーケミカル事業部 技術部)カーケミカルの開発 2019年 ~ 現在 シーシーアイ・マニュファクチャリング・ドイツ(株)出向 カーケミカルの技術営業

CAREER

Q&A

  • Q_この会社を選んだ理由、動機

    地元での就職志向が強かったため、岐阜県で専門性を活かしたケミカル系の企業がないか探しました。従業員数が少ないながら、グローバルに活躍している企業と知り魅力を感じました。

  • Q_海外でのビジネスの特徴

    日系自動車メーカーにとってシーシーアイは良く知られた存在ですが、それに比べ欧州メーカーには、まだまだ認知度が低いと感じています。クーラントやブレーキ液の技術担当者ではある程度まで理解していただけますが、承認取得のステップを進めるためには様々な部署の理解を得る必要があります。そのためにはシーシーアイの技術力を説明し、もし質問があった場合には相手の質問を正しく理解して素早くレスポンスする必要があります。

  • Q_仕事上でのスキルアップや自己実現に向けて取り組んできたこと

    最も重要なのは相手の信頼を得ることだと考えています。そのために常に相手のニーズに合った答えを用意できるようにしています。お客様でも社内担当者同士でも仕事を引き受ける時にはまずその場で相手が何を求めているかを明確にすることが第一ステップです。どんな場合でも必ず自分の言葉にして相手の質問の意図と求められるアウトプットを繰り返し確認するようにしています。これらを怠ると、お客様から「こんな回答は期待していなかった・意図が違う」等となり、貴重な時間を無駄にし、振出しに戻り、お互いの信頼関係が築けず悪循環になってしまいます。

  • Q_仕事の面白さ、難しさ、やりがい、うれしかったことは?

    イギリスのお客様から苦情をいただいたことがあり、翌日には現場へ飛びました。私自身は慣れない英語に戸惑うこともありましたが、すぐに現場で解決しようと駆けつけてくれたことに感謝していただけました。実際に現場を見ることができた甲斐もあって、結論に早くたどり着くことができ、お客様に安心していただけたことがとても嬉しく思いました。シーシーアイが掲げる「カスタマーファースト」の精神でこれからもお客様に寄り添っていきたいと思っています。

  • Q_今後の目標とビジョンを教えてください。

    ドイツに赴任してから未だ自動車メーカーからクーラントの承認取得が達成できていません。ここドイツで一旗揚げてやろうと目論んでいます。

SCHEDULE

  • 7:00

    出社・メールチェック

  • 8:00

    日本とのWeb会議(承認取得テーマの進捗確認・新規製品の価格調整)

  • 9:00

    現場巡回(ラボ、配合・充填エリア)

  • 10:00

    顧客プレゼン資料作成

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    ラボチーム会議

  • 14:00

    顧客とのWeb会議

  • 16:00

    SDS作成

  • 16:30

    特許・文献調査

  • 17:00

    退社

MESSAGE

過去は変えられない、
未来はわからない、
だから今やるべきことをやる

私の専攻は有機合成化学で、正直なところ自分の専門知識が全て生かされているわけではありません。しかし、クーラント開発のバックグラウンドとなる知識は化学反応であり、化学専攻の強みを生かせていると感じています。 私は就職活動した際、大企業に全く興味がなく、ニッチで尖った中小企業やベンチャー企業ばかり選んで見学していました。就職して大企業で1/10000となるか、中小企業で1/200となるかイメージしたときに、1/200の方が自分の存在感が大きく示せますし、海外に出るチャンスもぐっと上がる、そして何よりビジネスの全体像が把握しやすくなると考えたためです。 実際にここドイツでは研究開発、製造、品質管理から顧客との価格交渉まで全てに携わることができ、欧州の最先端の自動車技術者たちと議論ができます。みなさんも日本から「いつかドイツへ」を目指してみませんか?

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