SDGs
SDGs
シーシーアイ株式会社ではSDGsの達成に向けて、取り組んでいます。17のSDGsのうち、ビジネス(既存事業の成長性)、サステナビリティ(環境・社会課題の解決)の視点から、5つのSDGsを最重要課題に選定し、これらのSDGs課題を達成するために、各部署でKPIを設定しています。
当社は、開発型の化学系製造業です。そのため、事業を通じたSDGs2030達成のための取り組みとして、
「SDGs12 つくる責任、つかう責任」では、原材料の脱石油化を強く意識し、循環型社会の構築に努めます。
「SDGs9 産業と技術革新の基盤をつくろう」では、今まで以上に研究開発に積極的に投資し、油脂分解微生物製剤による油脂廃棄物の削減を図ります。
「SDGs3 すべての人に健康と福祉を」では、社員のみならず当社製品に関わる人々について「環境負荷物質を使用しない」ことをモットーに、順次、環境負荷物質の切り替えを行っていきます。
さらに、事業を通じたSDGs2030を下支えするために、
「SDGs8 働きがいも経済成長も」では、デジタル化・自動化を進め、従業員のエンゲージメントの向上を図ります。
「SDGs13 気候変動に具体的な対策を」では、当社製造現場の省エネ投資などを通じて、CO₂を2019年度比で30%減らします。
具体的な取り組み内容は、サステナビリティへの取り組み「ESG・SDGs一覧表」をご確認ください。
シーシーアイが取り組む 5つのSDGs
これから、世の中で起きそうなこと
- 世界共通の目標である、気温上昇抑制のための「持続可能な開発シナリオ」2℃目標の実現のために、
2030年代後半の石油需要は1990年代の水準に戻る予測 - 石油由来製品の代わりとなる、新たな素材を用いた製品製造技術の発展
- 増加するごみや汚染を抑制するための、環境にやさしい製品ライフサイクルの構築
出典:World Energy Outlook 2019
シナリオ別世界の石油需要と価格の推移予測
当社として取り組むこと
限りある資源を大切に使い、未来の地球に返すために、持続可能な循環型社会を構築しますこれから、世の中で起きそうなこと
- 世界全体の生活インフラ向上に寄与するため、特に医療、エネルギー、モビリティ関連では、
高度化・多様化したニーズが増加、イノベーションが促進される - 国内での働き手不足が進み、作業時間短縮などの業務効率化を実現するため、AIやDX等を活用した製品・サービスの需要が増加する
当社として取り組むこと
研究開発投資を積極的に行い、社会・環境問題、お客様の課題を解決していきますこれから、世の中で起きそうなこと
- 有害化学物質からおこる産業上の罹患・死亡リスクを極限まで減らすため、有害化学物質は現状よりも使えなくなる。
また、使用する場合には高い安全性基準が求められる - バリューチェーンにおける従業員の労働環境の改善、従業員とその家族のヘルスケアも強く求められる(一部SDGs8にて取組)
- 交通事故の予防技術、感染症対策のワクチンの開発なども活発な投資が見込まれる
出典:経済産業省 H29 PRTRデータ 届け出上位10物質 排出量と移動量
当社として取り組むこと
「環境負荷物質を使用しない」ことをモットーに、順次、切り替えを行っていきますこれから、世の中で起きそうなこと
- IEAの「持続可能な開発シナリオ」において、先進国の産業部門の炭素価格は2025年に63ドル/トン、2040年に140ドル/トンとされている
- 日本の炭素税は2016年時点で39ドル/トンで諸外国と比較して低い水準である。今後、炭素価格は上昇傾向であり、企業の負担は増加する
出典:OECD(2016)「Effective Carbon Rates」、
環境省「カーボンプライシングについて(炭素税)」を基に作成
単位 米ドル 2025年から2040年で、炭素価格は2倍以上になる見込み
当社として取り組むこと
廃熱利用、燃料転換など高度なエネルギーマネジメントを行い、製造現場からのCO₂を減らし、生産性を向上させます