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「ブレーキフルード」とは、一般的にブレーキオイルと呼ばれているものです。
近年、その働きにおいて「潤滑油」ではなく「作動液」であることから、
「ブレーキフルード(フルード=液体)」と称することが多くなってきました。
このブレーキフルードが劣化したり少なくなったりすると、
ブレーキの効き目が低下し、取り返しのつかない大事故を
招くことにもなりかねません。
あなたの「命を守る液体・ブレーキフルード」の状態は大丈夫でしょうか?

ここで、ブレーキフルードについて、機能的な説明を申し上げましょう。
ブレーキペダルを踏むと、倍力装置(一般にブレーキブースターと呼ばれる)によりその力が増幅され、マスターシリンダーで液圧となり、高圧となったブレーキフルードが、パイプを通ってブレーキディスクやブレーキドラムに届き、挟み付けたり押し広げたりして、車を止める仕組みになっています。

※フルード … 液体という意味を現す。



ブレーキフルードは使用中に吸水し、徐々に沸点が下がります。
ゴールデンクルーザーは含水しても、沸点がゆるやかに低下。
市販ブレーキフルードより、ウェット沸点が高く設計されており、
長期間にわたり安全走行に欠かせない高沸点を維持します。

様々な材質で複雑に構成されているブレーキシステム。
ゴールデンクルーザーは優れた防錆防食で、
ブレーキシステムの各種金属をさびから守ります。
また、ゴム部品との相性もよく、
劣化などの悪影響を与えません。

ブレーキの応答速度や潤滑性を左右するのは
ブレーキフルードの動粘度です。
ゴールデンクルーザーは適切な動粘度で制動はスムーズ。
寒冷地や夏期の異常高温時にも、
正常なブレーキ制動を確保します。

ブレーキフルードの交換期間として、
車検毎(新車時3年、以後2年)で交換するのが目安です。
液の劣化や減少は、ブレーキの効き目に影響し、
大事故につながる可能性もあります。