「ロングライフクーラント」(以下=LLC)とは、一般的にラジエータ液と呼ばれているもので、エンジンを冷却する役割を担っています。
エンジンは、動力を発生するために爆発を繰り返し、発熱しています。
そのときの燃焼室の温度は200℃〜300℃にもなると言われており、そのままですと、エンジンはすぐにオーバーヒートしたり、破損します。
その発熱したエンジンを冷却し、適温に保つ働きをして いるのが、ラジエータなどの冷却装置で、水冷エンジンの場合、クーラントがそのなかを循環しています。クーラントは『エンジンを冷却する』重要な役割を担っています。
エンジンを冷却するだけなら、水だけでも良いように思われますが、冬場や地域によっては、外気温によって凍ってしまう状況も考えられますので、水にLLCを混ぜて使用します。このように、年間通じて使用できるクーラントをLLCと言います。
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