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ブレーキフルードには、「熱に対する強さ」と
「湿気に対する強さ」を規格化したDOT
(ドット:Department of Transportation=米国運輸省)
規格というものがあります。DOT3、DOT4、DOT5.1の等級があり、
数字が大きくなるほど性能が高く、
ハードな走行が多い人には、DOT4、DOT5.1がおすすめです。

しかし、数字が大きくなるほど吸湿性が高いというデメリットもあり、
大気中の水分を取り込んで沸点が著しく下がるので、
早めの交換を心がけてください。

ブレーキフルードをリザーバータンクに入れた時点で、
水を吸収し劣化が始まります。実際の走行に関する沸点の見方は、
ウェット沸点を参考にすると比較的正しいデータと言えます。

ブレーキペダルを過度に踏み続けると、
内部のブレーキの摩擦熱によってブレーキフルードに含まれている水分が沸騰し、
ブレーキフルード内に気泡が生じる場合があります。
このときブレーキペダルを踏んでも、発生した気泡が力を吸収してしまい、
ブレーキが効かなくなる現象です。
※詳しくはお役立ち情報でもご紹介していますので、こちらをご覧下さい。

=Federal Motor Vehicle Safety Standard(米国連邦自動車安全規格)
略して「FMVSS」と言われ、
アメリカ合衆国の運輸省が定める自動車の安全基準です。

=Japanese Industrial Standard(日本工業規格)
JISとは、ご存じの通り日本の国家規格で、
工業製品に関する規格を言います。
ブレーキフルードの品質性能は、
JIS K2233『自動車用非鉱油系ブレーキ液』に規定されています。